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奈良県奈良市角振町9番地パステルビル1F
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脳卒中は依然として日本人の死因の上位を占めており、発症する方は毎年増えています。
がんや心臓病とともに三大生活習慣病としてよく知られています。脳卒中は脳の血管がつまっ たり、破れたりして起こるもので、たとえ命を取り留めても、後遺症として片側の感覚障害や
言語障害が残って、日常生活に不自由をきたしている人が多く、大変恐ろしい病気の一つです。 |
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脳梗塞
脳には多数の血管がはりめぐらされていて、その中を流れる血液から酸素や栄養を 受けているのです。そのうちのどれかの血管がつまると、そとから先へは血液がいかなくな
りますから、その部分の脳は働かなくなってしまいます。これが脳梗塞で、日本人に増えています。
その詰まり方には2種類あります。
一つは脳の血管が動脈硬化を起として細くなって、血液の流れが途絶えてしまう場合です。これを脳血栓といいます。そしてもう一つは、心臓でできた血液のかたまりが脳の血管に詰
まってしまう場合です。これを脳塞栓といいます。血管の詰まる部位などにより、いろいろな 症状がみられ、軽いものから重いものまであります。片側の手の握力が弱くなったという程度のものから、半身不随という重いもの、また言葉を話すことができないなどの症状がみられます。
脳出血
動脈硬化によって脳の血管がもろくなっているとき、血圧が高くなると動脈が急に破れて脳の中で出血を起こすものです。多くの場合、突然意識を失って倒れ、深い昏睡とと
もに半身のマヒが起こります。
くも膜下出血
脳は「くも膜」という膜に覆われていますれが、くも膜と脳の表面との間にある小さな動脈にこぶ ( 動脈癌 ) があると、血圧が上がったときなどに突然破れて出血を起こ
すものです。突然、激しい頭痛が起こって意識を失ったり、昏睡状態に陥ります。
一過性脳虚血
脳の血液循環が一時的に悪くなり、目まい、失神、発作などを引き起こします。少し横になっていれば治りますが、脳梗塞の前駆症状とも考えられており、高齢者では十分な注意が必要です。 |
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