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奈良県奈良市角振町9番地パステルビル1F
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糖尿病はブドウ糖を燃やすために必要なインスリンが全身で働きにくくなったり、ブドウ糖の量に対してインスリンの量が足りなくなるために、血液に含まれるブドウ糖の量が異常に多くなる
(血糖が高くなる ) 状態です。
現在日本では患者は600万人もいるといわれ、さらにその予備軍も1000万人近いといわれています。糖尿病のなかには、ほとんど生活習慣と無関係に発症する型
(Ⅰ型糖尿病=インスリン依存性糖尿病)もありますが、大多数は生活習慣が大きく発症に関与する型 (Ⅱ型糖尿病=インスリン非依存型糖尿病 ) です。
Ⅰ型糖尿病というのは、インスリンの分泌がほとんどないためにインスリンを必要とするもので、10代を中心に急激に発症し、ケトアシドシス昏睡 (
血液が酸性に傾いて意識を失うこと ) を起こしやすい糖尿病です。
これに対して、中高年層や肥満者に起こりやすいのがⅡ型糖尿病で、治療に必ずしもインスリンを必要とせず、飲み薬や生活習慣の改善が有効でゆっくり発症することの多い糖尿病です。どの年齢にも発症しますが、特に40歳以上に多く、体型は肥満型で日本人の糖尿病のほとんどを占めるのがⅡ型糖尿病です。誘因としては肥満、運動不足、ストレスなどがあげられます。
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糖尿病は血管の病気であるといわれますが、合併症としても血管の問題が大切です。また、神経にくる合併症も多く、その他長い経過のうちに全身どこにでも合併症を起こします。
糖尿病が恐いのは糖尿病自体での死亡はあまりなくても、合併症で死亡することが多いことなのです。
このように大変な病気であり、ほかの病気の危険因子でもある糖尿病の予防・重症化防止のためには、血糖値を適切な値に保つことがもっとも重要です。糖尿病という病名から、当分を控えることのみを食事療法と誤解している人がいますが、総熱量を制限し、脂質、たんぱく質、糖質のバランスをよくとることが食事療法の基本です。
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