*横須賀市は、焼却灰やばいじんを溶融スラグに
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![]() 芦名の谷01−4−13 |
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![]() ニリンソウの群生01−4−13ごろ |
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芦名京急ストア前には、いつも、3人の交通安全員がおり、
次々に大型ダンプを行き来させています。
暫く行き、道路が途切れて、その奥では、、、、、、
今、何が進行しているのでしょうか?
変貌(へんぼう)し、破壊される芦名の森と谷
工事施工責任者とともに歩き
ふたたび、おとづれない瞬間
この歴史的な光景を
みんなで、捉えておきましよう・・・
町内会役員が出した(協定の主な内容) 1.生活環境に影響がないよう法令やアセス報告書をを遵守すること。 2.交通安全員の配置など交通安全対策を充分行うこと。 3.自然災害に備えて、防災機材の準備や連絡など充分な対策を行うこと。 4.現場に苦情責任者を置き、誠実かつ迅速な処理を行うこと。 5.工事や埋立ての状況、環境調査の結果等について定期的に報告すること。 6.工事や埋立ての状況を住民も見られるよう住民の立ち入りを認めること。 7.工事中、埋立、埋立終了後も、県が責任を持って管理を行うこと。 8.万が一、被害が発生した場合は、迅速な対策と適切な補償を行うこと。 9.処分場の運営管理は、県が行うこと。 10.処分場の構造や規模等、計画を変更するときは事前に協議すること。 11.建設工事や跡地工事に着手するときは、速やかに報告すること。 12.工事期間や埋め立て期間を変更するときは協議すること。 13.責任体制をあきらかにすること。 14.道路が汚れないよう掃除や散水を行うこと。 15.暫定道路を一期工事で開通させること。 16.その他、必要な事項。 |
1997年度 | 環境予測評価書(案)等作成 | 6615万0000円 |
環境影響評価手続きに係わる業務 | 735万0000円 | |
1998年度 | 環境影響評価手続きに係わる業務 | 2343万6000円 |
建設事業実施設計 | 1億254万0000円 | |
1999年度 | 建設事業説明パネル等作成 | 430万5000円 |
建設事業実施設計(情報管理システム委託) | 1218万0000円 | |
建設事業実施設計(繰越分) | 2億196万0000円 | |
環境影響予測評価手続きに係わる業務(繰越分) | 2683万8000円 | |
2000年度 | 環境調査(植物調査及び地質調査) | 304万5000円 |
建設事業許認可申請調整業務 | 2131万5000円 | |
昭和62年度 | 平成5年度 | 平成10年度 | |||||||
構成比 | 指数 | 構成比 | 指数 | 構成比 | 指数 | ||||
排出量 | 2299 | 100% | 100 | 2040 | 100% | 89 | 1845 | 100% | 80 |
再生利用量 | 854 | 37% | 100 | 707 | 35% | 83 | 670 | 36% | 78 |
減量化量 | 1085 | 47% | 100 | 1086 | 53% | 100 | 958 | 52% | 88 |
最終処分量 | 360 | 16% | 100 | 247 | 12% | 69 | 217 | 12% | 60 |
懇談会での意見やいくつかの問題を指摘しておきます。 @もえがら、ばいじいには、高濃度のダイオキシンが含まれています。焼却の段階で溶融 して無害化することが現在他自治体で進められている民間へのモデルです。 A北武断層は、震度6以上の地震が将来起こります。活断層から25メートル離して施設を 造るとしても、処分場側壁のモルタルやシート、配管、など大きな被害を受けます。道路が でき、処分場が安全になった(?)と閉鎖してから後、地震や地下水によってシートが破損 した場合、その場所を特定して修復が可能であるということは述べていません。 将来にわたって周辺住民は危険と隣り合わせです。 また、この処分場は、浸出水を少なくするために埋めたて区域を分けて雨水が浸透しない ような工法をとるそうです。有害な物質が永久に封じ込められるのです。県の審議会の答 申でも、シートの破損への対応と、シートの耐久性を具体的に示せと述べています。 B千葉市と川崎製鉄では産廃の溶融化と再資源化、採算性の共同研究が進んでいます。 (千葉県の県ニュースより)リサイクルの法案もこれから整備され処分量は減少していきます。 循環型社会へ進むためには、貴重な自然を壊し山や谷に廃棄物を埋めるやり方ではなく他 の方法を示していくことが、民間へのモデルといえるでしょう。計画地の山や谷のほとんどが 大企業に買い占められています。自治体は、それを住民のために取り戻し豊かな自然を後世 に残すことが使命ではないでしょうか。 県民の税金を使いながら、近い将来、産廃を埋める場所は無なることを承知で、採算性の ない危険な処分場をつくり、将来への展望のない施策を推進しようとしています。 C動植物を移植するといいますが、審議会の答申でも述べているように、再調査して本当 に可能なのか具体的に示すべきです。 DA1ランクという自然豊かな地に選定した理由、経過を具体的に示せと答申も述べてい ます。坂本芦名線をその理由にしていますが、数十年も前に持ち上がった計画道路は、 現在のアセスでやり直し自然への影響が最小限になるような工法をとるべきです。(トンネ ル等)懇談会でも現在の道路建設の計画と処分場建設はいつ話が持ち上がったのか。 市に打診があったのはいつか等多くの意見が出ていました。 E最近の処分場の問題より 鹿児島県鹿屋市では、住民が起こした産廃処分場工事差し止めの裁判で、「地裁は@ 遮水シートを二重にしたとしても破損し、有害物質を含んだ排水が漏れ出る危険性があ るA電気式漏水検知システムや、シートの損傷部分を 修理する補修剤の有効性が不 明B漏水がシラスの地盤を通って住民の飲料水である井戸水に混入する可能性がある −などと指摘した。」(毎日00.04.02) 厚生省の処分場建設の基準にあっているから安全だと言い切れないと住民側が勝訴して います。シートが将来に わたって安全だといえないと判断していることは、今後のアセス 書、市の対応に大きな影響をおよぼすと思います。また、厚生省の処分場の設置基準そ のものが問われた判決です。 この、裁判の結論が出るまで、同じ芦名の管理型最終処分場の計画は凍結すべきです。 福岡県では、昨年起きた産廃処分場での死亡事故(毎日新聞産廃で検索、00.4.16) が、最近、処分場から出る有毒な硫化水素ガスが原因であることがわかりました。フィリピ ンから輸入されたコンテナからの放射線やスクラップ会社で発見された放射性物質(毎日 新聞、放射線で検索)は、1時間で1年間の許容量を超えるそうです。これから耐用年数の 過ぎた原発の解体が始まります。 建築廃材は産業廃棄物扱いになり、益々放射性廃棄物が混入される危険性が大きくなり ます。 次から次へ安全性に重大な問題が出てきています アセス案で、どこにもそのガスや放射性廃棄物のことは述べていません。 追加資料 [鹿屋産廃差し止め 「漏水の可能性大」/鹿地裁](管理型産廃処分場の建設差し止め を認めた決定・判決は全国で初めて)南日本新聞00.04.01 F処分場建設を担当してきた県の職員も毎年人事異動で変わっています。将来、知事も 変わり、後は、第3セクターへ移って責任の所在がわからなくなっていくことも心配です。 |
○県の審議会より3月知事への答申が出ました。 「なぜこの地域を選んだのか、根拠や経過を具体的に明らかにすること」 「環境や生態系に対する配慮」「しゃ水シートの強度や耐久性を明らかに すること」現場を横切る「北武断層はほぼ終息しているとした根拠の明確 化」「現場付近で確認されたオオタカの繁殖の有無の確認」「トウキョウサ ンショウウオの保全対策」などが、述べられています。今後、どのような県 の環境アセス書がでるか。監視していく必要があります 。県審議会の答申資料(2000.3月13日記者発表) |
○横須賀市議会でも各会派の議員が処分場の問題につい て質問しています。 横須賀市議会会議録より 平成11年度第1回定例会 1999.3.2定例会竹折輝隆 1999.3.3定例会奥山勝英 1999.3.5定例会小松社由 1999.3.8定例会宇佐美幸子 第2回定例会 1999.5.27定例会原島浩子 廃棄物処理問題特別委員会 1999.6.3会議録 第3回定例会 1999.9.8井坂新哉 1999.9.8原島浩子 第4回定例会 1999.12.2井坂新哉 廃棄物処理問題特別委員会 1999.12.15会議録 その中より一柳 洋 民生常任委員会 1999.12.6ねぎしかずこ |
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