古代出雲王国の謎・旅行記 本文へジャンプ
 

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ある小雨の日の西谷墳墓群、「出雲弥生の森」2005/08/21

案内図2〜6号墓のあたりが史跡公園化してる こちらは入り口にある加茂・荒神・西谷の地図
看板、弥生遺跡を観光地化しようとしている 各墳墓までにはこのような通路が続いている
公園の霞のかかる4号墳 話題の三号墳の目前
三号墓前から二号墳の方向を見る 少し離れて三号墓を撮影
三号墳を通路のあたりから。大きくて整形されていないのでぱっと見は単なる小山の盛り上がり
西谷墳墓群最大規模である三号墓の説明図
17号墓説明図
公園通路通路脇にある四号墓。
四号墓前の説明図
公園部分全景図
やっと、西谷墳墓群へとたどり着きました。
ずっと行ってみたかったのですが、このあたりを通るのは夜間が多く、
夜に行っても何も見えないだろうから、今まで通り過ぎていました。
今回は、いつもの9号線ではなくそれと平行に走る「古代出雲ロマン街道」
という名の広域農道と一般道を通り出雲を横断、この街道沿いには言わず
と知れた「荒神谷遺跡」がある。
この道が加茂岩倉までつながっているのかどうか確認し忘れたが、
主要幹線道路である9号線とは違い、かなり通行量は少ない。道もそんなに狭くない。

しかし農道と一般道を継いでいるせいか曲がりくねっているので、
わかりにくいのが難点だ。

至るところにある「9号線→」という案内板は「道に迷ったのじゃないか?」
という疑心暗鬼を起こさせるのにも有効だ。
親切なのか不親切なのかよくわからない観光道路という印象。

「出雲ロマン街道」という立派な名前のくせに、何の標識もないのが不安を増大させる。

「気がついたら広島に突入していた」なんてことはないだろうな、とビビリながらの走行。

しばらく山道と里道を行き来しているうちに「出雲弥生の森・西谷墳墓群」の看板。

「よかった」なんとかたどり着いた。

公園になっていて駐車場とトイレが完備されている。管理舎のようなモノもあるが
人はいないようだ。田舎の無人駅のような様相でもある。

地元の人たちの「ドライブ逢い引き」の場所になっているのか、カップルが車の中で
会話している車が多く止まっている。
人が乗ってない車もたくさんあるので、ここで車でやってきたカップル同士が落ち合って
居住性のいい車の方で車内デートをしているようだ。

さぼりの営業マンの車もある。当然のように車の中で寝ている。
アイドリングストップも別世界の話。

「おいおい、ここは弥生の王様のお墓の前だよ。
こんなところで昼間からいちゃつくのかい」と言って
やりたくなったが、

ちょっと待て。

観光客らしきのはどうも私だけみたいだ。ここでは私の方が使い方を
間違っているのだった。

気を取り直して、入り口へと向かう。加茂岩倉遺跡・荒神谷遺跡・
そしてここ西谷を、出雲の弥生時代の三大遺跡として売り出そうとしている
かのような看板を発見。

出雲の弥生ブームはなかなか力が入っている。

ずっと奥へと入ってみると、通路が張り巡らされている。
「山を登るかな」と思っていたが、なんと親切な心遣いである。
山肌にはりめぐらされたコンクリの通路はとても歩きやすい。

まず、話題の三号墓へと向かう。

遠目からみると単なる小山。近づいても説明板がなければ単なる小山である。

思わず三号墳の上に登ってしまった私。見渡すとあちこちにブルーシートが。

たくさんある墓が雨水などで削られないようにするための措置なのか。

名残おしさもあったが、三号墓周辺の公園化された場所を一回りして、西谷を後にした。

再びロマン街道へ。
この道をずっといくと、出雲の西端ともいうべき「たぎ」へと出る。ここで9号線に出て、
私の「出雲ロマン街道迷い旅」は終わったのだった(^^ゞ


たぎの「道の駅キララたぎ」から臨む日本海。


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