元気日記(第182号:2004年我が家の10大ニュース)12/27(月)23:20更新

 

暗いニュースの多かった2004年。

そんな2004年もついに今週で終わりです。皆さんにとって、今年はどんな年でしたか?

我が家の今年を振り返ると、全ての意味で、「分岐点の年」だった気がします。

今年も1回の休みもなく(延期はありましたが)、皆さんの前で元気日記を更新できたのは本当に嬉しいことです。

いつもながら、今年良かったことも、悪かったことも、来年に向けてのパワーにして行きたいと思います。

 

 さて、タイトルにもありますように、父が選ぶ『2004年我が家の10大ニュース』は以下の通りです。

第10位 『そよ風の手紙』アクセス10万突破 2001年から始まった『そよ風の手紙』。開設4年目にして、ついにこの11月、10万アクセスを突破しました。(ちなみに、今年初めまでは、カウンターは2万台だったんですよ・・・。信じられません。)その記念で作った新コーナー「きり番さんの贈り物」。このコーナーは、これからもずっと続けたいと思います。今まで、当HPを通して、多くの方々から何百通ものメールを頂いてきました。それらは、私(父)にとって何にも変えられない、かけがえのない宝物です。ほんとうに皆さんありがとう。。。元気を頂いているのは私の方です。
第 9位 アメリカ出張とりょうまへの思い 4月末、仕事の関係で急遽ロサンゼルス・ニューヨークへの出張になってしまった私。りょうまと現在の生活になってから、海外に行くのは初めてのこと。8日という短い期間でありましたが、地球の裏側でりょうまを思う自分がいました。りょうまに対する出張前の気持ちが、「元気日記146号:どんなに離れていても」に綴られております。「ひとりごと30号」では、グラウンド・ゼロの前で平和を願った私です。
第 8位 海の男、顕在でした 海好きの男りょうま。それは今年も顕在でした。父の仕事が忙しく、海に行く回数も例年ほど行けなかった今年の夏。それでも、合間を縫って行きました。夏の海でなくても、海を進む船が好きだと言うことが判明。横浜港でのクルージングでは目をキラキラさせて、風の中でデッキの上から遠くの海を見ていましたね。「元気日記173号:アウトドアな小僧」でその姿を思い出します。
第 7位 ディズニーランドで目がキラキラ う〜ん。。こんなにディズニーランドが好きだとは・・・。とにかく、人ごみはダメだと思っていたのに、予想外の結果が。乗り物に乗るための列にはしっかり並んでいられるし、スプラッシュマウンテンにまで乗って、(パパの方が苦手かも)TDLを満喫していたりょうま。でも、何といっても、エレクトリカルパレードのキラキラ電飾には目が釘付け。くつ事件等もあったけど、また連れて行きたいなあ〜と思ております。詳しくは、「元気日記173号:重くなったなぁ」をご覧ください。
第 6位 今年もいっぱい行ったね 年初に「そよ風親子のお出かけレポート」を立ち上げ、去年以上に色々なところに行こうと誓った父。その言葉は有言実行に移されました。今年もどれぐらいりょうまとお出かけしたことでしょう。とにかく色々なところへ繰り出したそよ風親子です。本当は、このコーナーで都度レポートするところでしたが、更新が止まっちゃっております。何とか年内に更新しようと考えております。電車やバスでの移動も多く有りました。その中でのできごとで印象深いのは「ひとりごと32号:母親の苦しみを理解して欲しい」でしょうか。。これには多くの方から反響がありました。
第 5位 マラソン大会完走 りょうま、よくやったぞ!その一言。。。2月末のマラソン大会。このマラソンに向け、父の土手での特訓をしたっけ。大丈夫かなぁ?と思いながらの特訓。でも、本番でヤツはやってのけました。あんな小さな体で、完走するなんて。父はりょうまの凄さを感じたのと、感動とで、気持ちがいっぱいになってしまいました。T先生やKさんも応援にかけつけてくれる中、彼の底力をしっかりアピールしてました。この日記は何度見ても、あの時の感動を思い出します。「元気日記139号:マラソンレポート」
第 4位 今なんて言ったの? 今年のりょうまの変化は、やはり言葉が出始めたことでしょうか?ほんとうに、感動です。きっと子供が赤ちゃんの時に初めて話し始める感動はこんな感じなのかな?私は、それを味わったことがなかったので、感動しすぎなのでしょうか?でも、よく考えても、凄いことなんですよ。我が家にとっては重大なできごとだったのです。その中でも「元気日記172号:したくして!」は、じいも、ばあも、父もしっかり聞いたりょうまの意思のある言葉として、きっと忘れないでしょう。
第 3位 別れの3月 今年の大きなできごとは、やはり別れでしょうか。。まずは、3年間お世話になったT養護学校。りょうまの低学年時代のたくさんの思い出が詰まった場所。先生方、父兄の皆さん、お友達、そしてこの学校が持つ雰囲気。りょうまも父もこの学校がとても好きでした。そして、施設T。りょうまが半年間お世話になったこの場所。職員の方々の熱心さ、有難かったです。りょうまも児童プログラムでじっとすることを覚えたのも、この時からのような気がします。そして、2年間お世話になった地域の放課後サービスのわくわくプラザ。最初は戸惑いながらもサポーター・子供たちともに、自閉症という障害を理解して行く過程を見てきました。本当に全ての方々に「ありがとうございました」とあらためて言いたいです。「元気日記143号:心の中の涙」に当時の気持ちが綴られてます。
第 2位 新たな出会い 別れがあれば、そのあとには出会いが待っています。4月から施設Bの職員の方々、D養護学校の先生お友達との出会いがありました。いつもながら「りょうまは恵まれているなあ」と、思います。Bの職員の方々も、D養護学校の先生方も、父の目にはとても熱心な姿に映ります。父としては有難くそして嬉しく思います。また、施設・学校・家庭の連携をこれからも密に取れることを実感しています。今後もりょうまの成長を、この3者で感じていければいいぁと思います。

また、夏からは日本自閉症協会のK支部に入り、月に何回かリトミックにも参加。まだ慣れないけれども、こちらはこれからも地道に行こうと思います。

第 1位 新生活のスタート 何と言っても、これが今年の最大の変化でしょう。父は“あの日”を一生忘れることは無いでしょう。辛く長い1日。スローモーションのような現実離れした1日。私はこれからも、あの時の辛さを絶対に無駄にしません。自分の中では、決して忘れてはいけないのです。りょうまは、今も頑張っています。そして、生活にもすっかり慣れました。りょうまの頑張りが、父のパワーそのものにつながっているのです。(「元気日記145号:新しい門出」)

りょうま、これからもパパはお前を見つめてゆくよ。パパは君のパパだからね。。。

 

 さて、新年の2005年はどんな年になるのでしょう?

 そよ風親子は、たとえどんなことが起ころうとも、ポジティブな気持ちを忘れずに、そしてマイペースで、来年も行きたいと思ってまいます。

 そう、〜明日は、明日の風が吹く〜。のですから。

 

 2005年が皆さんにとって、平和で素敵な1年でありますように・・・。

 

 それでは皆さん、良いお年をお迎えください!  (りょうま&父)

 

 次回は、2005年1月3日(月)23:00頃(目標で)更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。