5.ハンガリー・ブタペスト他

ウイーンを後にして、最後の訪問国、ハンガリー共和国を訪問した。この国も、かっては共産圏に属していたので、国境のパスポート検査が厳しいのではないかと予測していたが、30分程度の時間で無事通過できた。首都ブタベストに入る前に、3箇所寄り道をした。パンノンハルマ、エステルゴム、センテンドレである。パンノンハルマはハンガリー最古の修道院で世界遺産になっているベネディクト修道院を見学した。次に、ブタペストに近いところで、ドナウベント地方で、王宮の丘に建つ大聖堂を見学し、最後に石畳と白壁が綺麗なセンテンドレの旧市街を観光した。

その後、人口200万人の大都市ブタペストに到着した。ここブタペストの歴史は、古くローマ時代にさかのぼる。10世紀になると東方からマジャル人がこの地に入り、族長の名をとって『ブタ』と名付けられた。その後キリスト教に改宗してローマ教皇から王冠をさずかり、初代国王となったのが、西暦1000年の時である。これからハンガリー王国の歴史がはじまった。王宮の建設は1300年頃から始まったとされているが、この王宮はアンジュ家、ルクセンブルグ家、ハプスブルグ家の王たちの宮廷となった。ドナウの真珠、ドナウの宝石と呼ばれるほど、優雅で落ち着きがある街は、15世紀のマーチャーシュ王時代から『平地のフレンツェ、海辺でのベニス、丘陵地ではブタが最も美しいとされた』ほどである。ここを2日間かけて観光し、旅の締めくくりとした。

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中部ヨーロッパ特別

ハンガリー・ブタペスト他編


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地図で訪問した位置関係を示します。
ウイーンからハンガリーの首都ブタペストに入る前に、歴史的に意味のある3つの街を訪問した。まず、世界遺産ベネディクト修道院のあるパンノンハルマである。

次に、ドナウベント地方の王宮の丘に建つ大聖堂があるエステルゴムである、更に石畳と白壁の可愛い街センテンドレを訪問した。これら3つの古い街を訪問後ブタベストに入った。このブタベストは、ドナウ川の両岸に発達した千年の王国の首都である。ドナウ川を挟んで王宮のある西側のブタ地区と国会議事堂がある東側のペスト地区に別れ、総称してブタペストと称する。

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