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こんにちは。【国文卒でもとれた.comマスター】です。

このメルマガは、国文学科卒の私がコンピュータのことを勉強するときに、
「どうも、既存の教材は、‘分かっている人’を対象に書かれているんじゃ
ないの?もっと、全く分からない人にも理解できるように書いてくれたもの
はないの?」って思ったので、自分が欲しかったようなものを自分で作って
みよう、と始めたものです。

前回試験の結果もお手元に届いていると思います。合格報告とかもしていただ
けましたら幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・第1章 ハードウェアとOS(7)

「パーソナルコンピュータにおける接続規格」
【シリアル接続】
「シリアル接続」とは、データを直列に1ビットずつ転送する方式のことです。

対義語は「パラレル接続で、こちらはデータを並列に1ビットずつ転送する方
式です。スキーで板を並列にしてすべるのを「パラレル」っていいますよね。
あと、「パラレルワールド」とかのパラレル、です。
個人的には「あかぬけ一番」(亜月裕・著)とかも例に出したいところですが
通じる方は少なそうなので割愛に。

試験範囲として出てくるのは、シリアル接続のほうです。
「RS−232C」、「IEEE1394」、「USB」などの伝送形式が存
在します。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○RS−232C
80〜90年代に一般的に使われたシリアル接続形式が「RS−232C」で
す。モデムなんかもこれで繋いでいました。(MacはRS−422)。
90年代後半に入り、ネットの回線の通信速度が速くなってきたため、モデム
とパソコン間の通信の遅さがボトルネックとなってきたため、新たな規格が
求められるようになり、RS−232Cは「レガシーデバイス」となっていき
ました。
ボトルネックというのは、一般的にも使われる言葉だとおもいますが、ボトル
(瓶)のネック(首)ってことで、その部分が狭くなってるから、詰まってい
る、っていうことでいいんだと思います。

モデム−パソコン間が繋がれている線、つまりRS−232Cを駅の改札口。
しかも、駅員さんの手による改札だとします。
一日に何本か普通列車が止まる駅だった駅が、都市開発で新幹線が止まるよう
になってしまいました。
ネットの普及が都市開発で、CATV回線やADSL回線のような早い回線の
普及が新幹線です。しかも1日に何本も停車します。
いくら、大量の乗客を高速に運んできても、改札は旧来どおり、手で検札して
いたら、結局そこで詰まってしまう、ということです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○USB接続
そこで、誕生したのがUSB、Universal Serial Busです。
普通に「ゆーえすびー」って読みます。
1996年に正式に規格が公開された新しい高速シリアル規格で、98年に改
定されたUSB1.1が最大で12Mbpsの通信速度を持っています。
2000年に公開されたUSB2.0の通信速度は一気に480Mbpsまで
あがっています。

USBが普及した理由の一つに「ホットスワップ」対応というのがあります。
ホットスワップとは、パソコンに機器を接続したときに再起動の必要が無い、
ということです。
かつては、起動時にのみ接続されている機器を認識していたので、使いたいと
きに使いたい機材を繋ぐ、ということができなかったのです。
それじゃ、最初から、全部つないどきゃいいじゃん、ということになりますが、
起動するたびに、プリンタ、モデム、スキャナ、外付けCD−ROMドライブ、
外付けハードディスクドライブ。MOドライブ、ZIPドライブ…と、使うか
使わないか分からないもの全てを接続し、電源を入れ、と思うと大変ですよね。
とりあえず、パソコン本体の電源を入れて、必要になったときに、必要な機器
をつなげれば、即使用できる、それがホットスワップです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○IEEE1394
その他のシリアル規格にIEEE1394があります。
「アイトリプルイー・いちさんきゅーよん」と読むのが正式です。
べつに「アイイーイーイー」って言っても通じると思いますが…。

USBと同様にホットスワップに対応し、63台まで数珠繋ぎ(デイジーチェ
ーン)方式で接続できます。デイジーチェーンに関してはSCSIの項を参照
してください。
伝送速度は100、200、400Mbpsと高速でデジタルビデオカメラ等
大容量データ転送に向いています。
また、メーカにより、IEEE1394のことを、iLink、FireWireなどと呼ぶ
こともありますが、どれも同じものです。。
ややこしいことしやがって、という気がしますが、もともと、アップルコンピ
ュータ社が提唱した規格「FireWire」をIEEE(Institute of Electrical
and Electronics Engineers=米国電気電子学会)が規格しIEEE1394と
なった、という流れがあります。
そして、それを、ソニーが独自に「iLink」と呼んでいます。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○モジュラケーブル/モジュラジャック

アナログモデム、ADSLモデムは、一般に壁面に設置されている電話用のモジュ
ラコンセントにモジュラケーブルを差し込むことによって接続します。
一般的なご家庭には差し込み口があるかと思います。
私の実家は黒電話をつかってた間は壁から直接コードが生えていましたが…。

モジュラコンセントとパソコンや電話を繋ぐコードの両端に付いている四角い
端子(コネクタ)ものをモジュラジャックといいます。
電話用のモジュラジャック(RJ-11)には6極2芯と6極4芯の2種類がある。

一般にLANケーブルと呼ばれているケーブルは電話用より一回り大きい、モ
ジュラジャック(8極8芯、RJ-45)が使われています。
ケーブル部はツイストペアケーブル(より対線)が使用され、導線を寄り合わ
せることで、ノイズの影響を抑えています。
LANケーブルにはストレートケーブルとクロスケーブルがあります。
ADSLや、ハブからPCまではストレートケーブルを使います。

PC同士を直接繋ぐときはクロスケーブルケーブルを使用します。
内部で入力と出力の配線がクロスしているのでクロスケーブルといいます。

ハブにもう一台PCを接続しよう、とかいうときに、間違ってクロスケーブル
をつかってもうまくいかないので気をつけてください。(経験者)

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それでは、また、次号でお会いいたしましょう。


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