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┌┬────────────────#012 03/09/20──┬┐
├┼┐ 【国文卒でもとれた.comマスター】          ┌┼┤
└┴┴─────────────────────────────┴┴┘
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こんにちは。【国文卒でもとれた.comマスター】です。

このメルマガは、国文学科卒の私がコンピュータのことを勉強するときに、
「どうも、既存の教材は、‘分かっている人’を対象に書かれているんじゃ
ないの?もっと、全く分からない人にも理解できるように書いてくれたもの
はないの?」って思ったので、自分が欲しかったようなものを自分で作って
みよう、と始めたものです。

2003年冬の試験対策に新たに読者登録をしてくださった方もいらっしゃる
ことかと思います。
ちなみに、このメルマガは匍匐前進なみの速さで進んでいますので、他の教材
と併用してお楽しみくださいませ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・第1章 ハードウェアとOS(9)
 前回の続きです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○WindowsNTファミリー
93年から発売が始まった32ビットOS。
GUI(GraphicalUserInterface)を使用しながらメモリ管理やファイルシステム
を強化されていて、Windows9xシリーズが家庭向け、NTシリーズが企業向け、と
いうイメージがありました。
もちろん、Windows9x系をつかっている企業もありますし、家庭でNT系を使って
いらっしゃったかたもいましたが。

WindowsNTには「サーバ版」と「ワークステーション版」があり、それぞれネッ
トワークのサーバ用OS、クライアント用OSという位置づけでした。

Windows9xシリーズと見た目は同じっぽいけど、中身がちがいます。
たとえばログインがCTRL+ALD+DELなところとか…そういうことじゃないですね。
windows9x系が過去の資産が足かせとなり16ビットの呪縛から抜けられなかっ
たのに対しNT系は32ビットOSとして1から作られたものでしたので、見た目
が似ていても安定感、信頼性が違いました。

その後、94年WindowsNT3.5が登場しましたが、Windows9x系と「ちょっと違う
操作性」が「使いづらい」と受け取られてしまいました。
そこで、96年にWin95と同じ操作性WindowsNT4.0が登場しました。
しかし、プラグアンドプレイ、USB、IEEE1394といったものに未対応で、まだ
ちょっと使いづらさが残っていました。

2000になり、それらの問題を解消したWindows2000がリリースされ、ライト
ユーザーにまで広く認知されるようになりました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○WindowsXP
DOSやWindows3.1との互換性があしを引っ張っていた9xシリーズがNTシリーズ
と統合してXpとなりました。
9x系がNT系に吸収された、というイメージになるとおもいます。
マルチタスク機能の安定性の向上、セキュリティの強化といったメリットが
ありますが、もとがNT系ベースですのでWin9xシリーズのソフトが使えないこと
もあるので気をつけてください。
HomeEditionとProfessionalなどがあります。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○MacOS
アップル社マッキントッシュシリーズのOS。
最近、ビートルズの方のアップルに訴えられたりしたりしてたみたいですね。
「コンピュータ業務に限ってアップルという社名の使用を許可していたのに、
 ネットをつかった音楽配信事業をはじめたから」とかで。。。

それは、それとして、MacOSは「ハードとOSは一心同体」という考え方で設計さ
れたもので、84年の発売当時からGUIを備えたOSとして登場しました。
当初は「システム」と呼ばれていたものが、「漢字Talk」、「MacOS」と、名前
を変えてきました。

主な特徴として、ドライブレターの概念をもっていない(らしい)です。
CドライブとかDドライブとかいうやつですね。
らしい、というのは、なにしろMad所有者になったことがないので、知識として
しかわかりませーん。
Macユーザーの方、フォローお願いします。

あと、「1ファイル内に情報を格納するスペースとデータを格納するスペースを
持っている。」とのことです。わかりづらいですよね。
こういうのは、もう、言葉どおり覚えましょう。
OUTLOOK.EXE(アウトルックの実行ファイル)がOUTLOOK.PST(アウトルックの
メールデータ)を取り込んで表示する、ってのじゃなくて、1ファイルで全部
まかなうってことでしょうか?
これも、Macユーザーの方々、フォローお願いしまーす。
(こんなんばっかりじゃ。すみません。)

今は、2001年に「MacOSX」が登場し、これまでのMacOSと一線を画し、UNIX
カーネル(OSの核の部分)を採用したものになっています。
「X」はエックスじゃなくて、ギリシア数字の「10(=X)」です。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

○PC UNIX
ワークステーションなどで用いられているOSであるUNIXと同様の環境をPC上で
再現したものです。
動作はUNIX伝統のCUI(CharacterBasedUserInterface)という、文字だけで命令
を打ち込んでいく方法が主体です。LinuxやFreeBSDなどがあります。

Linuxは「リナックス」という呼び方が主流のようですが、「UNIX」の「U」を
開発者の頭文字に変えて名づけられたもので、当初は特に正式発音がきまって
いませんでした。
そのため「リヌクス」「ライナックス」「リーナクス」などと呼ばれることも
ありました。
こと、コンピュータに関しては、多数派・主流派が勝ち、なところがあります
ので、長いものには巻かれてみて、世間一般で使われている呼び方を使いま
しよう。
言葉なんて、通じないと意味がないですし。

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┌★─────────────────────────────────
│以前投稿しました さくらえび です。
│わたしも 無事合格しました。
│☆が3,3,4,4,4総計4なので 滑り込みセーフかなと。
│なので まだ よくわかっていません。
│
│引用
│>基本的にはIBMのPC−AT互換機用のOSなのですが、日本国内では
│>NECのPC9801シリーズ用のWindows95や、富士通FM-TOWNS用のWindows95
│>なんかも地味〜にありました。
│
│の「PC-AT互換機」というのが、よくわからないのですが。
│教えてください。
│よろしく。
│          【さくらえび】
└──────────────────────────────────
(^^)前号に引き続いて合格報告をいただきました。
  あまり、たくさん読者メールを掲載するメルマガじゃないので(メールを
  いただけないから…)国文.com☆に掲載されると合格する、っていう
  ジンクスが作れそうですね。

  まずは、合格おめでとうございます。
  滑り込みだなんてご謙遜なさってますが、後半分野のほうが、知識より
  応用、実践、といった分野だとおもいますので、実力があるからこそ、
  だとおもいますよ。

  今回ご質問いただいた件に関しましてご説明させていただきます。

  現在では、NECのパソコンだろうが、SONYだろうが、東芝、日立、
  コンパック、DELL、松下…どこのパソコンを買ってもWindowsマシン
  だったら、同じソフトが動きますよね?
  今だったら当たり前のことですが、20年ほどまえは違っていました。

  国内では、NECのPC-60シリーズ、PC-80シリーズ、PC-88シリーズ、PC98シ
  リーズ、富士通のFM−11シリーズ、FM-8シリーズ、FM−7シリーズ、
  FM−77シリーズ、シャープのX1シリーズ、MZシリーズをはじめとした
  たくさんのパソコンが出ていました。

  海外では、ご存知アップルのマッキントッシュシリーズや、カマドーアの
  アミーガ、(日本で言うところのコモドールのアミガ)、
  そして、IBMのPC-ATシリーズといった具合に、これまたたくさんでていま
  した。

  これは、そのメーカーの得意分野や、主張などの違いからメーカー独自の
  規格を出していたわけですが、
  「自社独自のPCを買ってもらったら、それに付随した周辺機器やソフトの
  2次的な収入がある」
  というメリットもあったためです。
  官公庁にコンピュータ本体を1円入札で売ったとしても、その後のソフト
  代や保守料で儲けられるようなものです。
  実際は、当時のパソコンは1円入札どころかめちゃくちゃ高価でしたが…。

  同じメーカー内でも、8ビット機と16ビット機の違い、ターゲット層が
  ゲーム目当てのパソコン少年か、仕事で使うビジネスマンかの違い、ワー
  プロ事業部のパソコンがこれ、計算機事業部のパソコンがこれ、みたいな
  違い、等々で多種多用なパソコンがでていました。

  そして、困ったことに、それぞれには互換性はなく、同じ会社のパソコン
  であっても、違うシリーズのものであったらソフトが動かない、という
  状況でした。

  しかも、パソコンなんていう「ハイテク商品」は、どこの会社も、独自の
  最新技術を駆使して設計していましたので、企業秘密のカタマリみたいな
  ものでした。
  当然、内部仕様なんて一切公表しませんでした。
  (また、そのため、メーカー純正の周辺機器のほうが、秘密部分まで熟知
   しているので他社がそのパソコン用に作った製品よりも優れていたりし
   ました。)

  そんな中で、仕様を公開したのがIBMでした。
  仕様を公開することによって、他社(サードパーティー)が参入しやすく
  なったほか、IBMのパソコンと全く同じ動きをする他社パソコン、なんて
  いうものも出てきました。
  それが、IBMのPC-ATと互換性のある機械、でPC-AT互換機です。
  いろんな会社がだすと、みんなと一緒のソフトが使える、会社のデータを
  自宅で加工できる、といった「普及台数の力」が生まれました。

  当初は海外製のパソコンなだけあって、日本国内では普及していなかった
  のですが、日本語を扱えるOS「DOS/V」の登場により、徐々に日本でも普
  及し始めました。
  (だから、Windows台頭前は「DOS/Vパソコン」と呼ばれていましたが、
   おなじものです)
  そして、その後のWindowsの登場とともに、日本でも主流の規格となって
  現在に至る、といった感じです。

  と、いったことを踏まえたうえで、

  WINDOWS は、
  > 基本的にはIBMのPC−AT互換機用のOSなのですが、日本国内
  > では、NECのPC9801シリーズ用のWindows95や、富士通FM-TOWNS用の
  > Windows95なんかも地味〜にありました。

  と、いうわけなのでした。

  こんな説明でご理解いただけるかしら…。
  もちろん、試験とは、ぜんぜん関係がありませーん。

  合格なさった方には生ぬるいことこの上ないかとおもいますが、今後とも
  ぜひぜひ、国文.com☆をよろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さんも、このメルマガをご覧になっていて「なんだこりゃ」とお思いになら
れたところがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ペースが遅いだけに、疑問点は完全に潰していきましょう。

それでは、また、次号でお会いいたしましょう。


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