バレンシアはスペインでは、マドリード、バルセロナについで、第3番目の都市で、約100万人の人口。昔、絹の集積、取引で榮え、その当時の立派な建造物が多く残っている。絹の品質を維持するため、厳格な規制を設け、これに違反すると、投獄されたそうで、その牢屋として使用された塔も交易所(ラ・ロンハ)(世界遺産)の一角にある。
また、陶磁器の生産はスペイン第一で、世界的にも中国に次ぐ生産国である。毎年9月にはセラミック・フェアーが盛大に開催されるそうです。生活に直結する市場などの建築物にも絵タイルがふんだんに使われているし、国立陶器博物館もある。バレンシアの3大陶器は、パテルナ、マニセス、アルコラである。 このバレンシヤの中心部の公園には【タイサンボク】の古木があったので、車窓から撮影した写真を紹介しますが、かなりの古木で、日本では見たことがないほどの巨木でした。毎年3月19日に開催される火祭りの人形が展示されるファーリャス美術館も見学した。 クエンカは、バレンシヤとマドリードの中間部に位置し、宙づりの家で有名な歴史的城壁都市である。石灰岩で形成された断崖絶壁が続く岩山に宙吊りの家がクエンカのシンボル的存在。 |
スペイン・ポルトガル特別 バレンシア・クエンカ編 |
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