新・犬橇舎地下ページ　「なつかしブームミュージック」

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┌┬────────────────＃０１７　０３／１０／２９──┬┐
├┼┐　【なつかし「ブーム」ミュージック】「ＢＯＯＷＹ（１）」　┌┼┤
├┼┼┐　　　　　http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shir/natsumu 　　┌┼┼┤
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│「バンドブーム」「イカ天ブーム」…音楽性を評論するとかではなくて、
│脳みその裏側に忘れていたような曲たちを思い出してみるきっかけに
│なりますように！
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こんにちは。【なつかし「ブーム」ミュージック】、なつミューです。
また、ひさびさの（？）本編です。
今回は『ＢＯＯＷＹ』です。
こういうのをやるって言っちゃうから、うかつなことを書けなくて、ずるずる
と発行が遅れてっちゃうんですよね。。。スミマセン。

ってことで、また、リハビリを兼ねて、数回にわけてできる分だけ発行して
いきます。

と、いうわけで、みなさん語存知のＢＯＯＷＹですが、解散からももう、１０
年以上…というか１５年ですか。。。ということで、すでに知らない世代も多
いということで、ごくごく初歩的なことからも話題にさせていただきます。
「なーにぬるい事言ってるんだよ」という方は、思いのたけをぶつけた投稿を
お待ちしております。

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元ＢＯＯＷＹのメンバーは、現在でもギターの布袋寅泰が「キル・ビル」への
楽曲提供を例に出すまでも無く大活躍ですし、ボーカルの氷室京介もメディア
への露出は少ないものの、作品を出せばちゃんとチャートに入ってきています。

氷室京介といえば、ソロデビュー１５周年記念ライブを行えば、さいたまスー
パーアリーナを１５分で完売、と、ＢＯＯＷＹのＬＡＳＴＧＩＧＳが１０分で
完売したころから衰えぬ人気です。

「ＢＯＯＷＹ」といえば、氷室、布袋の両カリスマが作り出す多くの印象に残
る曲を残しました。（松井、高橋、深沢もいい詞を残してますが）
『ＣＬＯＷＤＹ　ＨＥＡＲＴ』『マリオネット』『ＯＮＬＹ　ＹＯＵ』等の
メジャーどころは、いまでも古さを感じさせません。
今度でるという、ＢＯＯＷＹトリビュートアルバムも楽しみなところです。

ＢＯＯＷＹの解散直前くらいなんて、いたるところで「ＢＯＯＷＹ」の文字列
をみかけましたし、学校のカバンとか、ノートとかに、勝手に「ＢＯＯＷＹ」
とかいって書いているひとも見かけました。
それだけの人気とカリスマ性を持ったＢＯＯＷＹですが、初期から知っている
人の中には、ＢＯＯＷＹを（特に初期のＢＯＯＷＹを）伝説のコミックバンド
と称した人がいます。

その理由は…


理由１・バンド名
バンド名の「ＢＯＯＷＹ」ですが、みなさんもちろんご存知のとおり、「ボウ
イ」と読みます。
由来は、お察しのとおり（？）「デビッド・ボウイ」からだそうです。
安直？というか、なんというか、ってところですが、しかも、黎明期はそれを
「暴威」と表記しました。暴走族センスですよね。「氣志團」のコミックバン
ド性に通じるセンスなのではないでしょうか。

後に、メジャーデビューの時期に「ＢＯＯＷＹ」正確には「ＢＯΦＷＹ」と
２番目のＯを空集合の文字で表記するようになります。
（ここではギリシア文字の「ファイ」で代用しています）
現在では空集合＝「なにものにも属さない」という、ＢＯＯＷＹのスタイルを
現している、とかいうのが定説ですが、当時のインタビューでは、「ＢＯＯＷ
Ｙ」と書いて「ブーイ」って読まれると嫌だったから、と答えています。。。


理由２・芸名
バンド名が決まったら、今度は個人の名前だ、ということで各人の芸名を
決めました。

ボーカル・氷室京介の当初の表記は「氷室狂介」。
カラオケでデビューアルバム「ＭＯＲＡＬ」収録の曲なんかを歌うと、
「作詞・氷室狂介」って、今でもちゃんと書いてあります。
これが、なにかっていうと、当時のマンガの主人公の名前をそのままつかって
いる、という。
今だったら、何ですかねぇ。
「両津勘吉」とか？…ちゃうか。「野火ノビタ」っていうマンガ家はいますね、
関係ないですが。
さすがに「狂介はないだろ」ってことになったのか、後に京介に改名します。

ベース・松井恒松は、本名の松井を活かして（？）「回文みたいだから」と
命名されます。後に松井常松に改名するわけですが、このへんのこだわりは
わかりません。

さらに、初期のうちに脱退する、ギター・諸星アツシも、「うる星やつら」
が流行っていたから、という理由で主人公「諸星あたる」から名前をとって、
という由来になっています。

もうひとりのギター、カリスマギター、ギター兄貴、布袋寅泰も、本名のまま
だったのは「めずらしいからいいんじゃない？」ってことだったそうです。

メンバーの二人がマンガのキャラからネーミング。一人は回文！
確かにコミックバンド性が高いといわれても仕方ないかもしれません。


その３・歌詞
ＢＯＯＷＹといえば、洗練されたかっこいい歌というイメージがありますが
初期はコミカルな歌が多いです。
「仕事が終われば決まりのコースさ今をときめく裸天国」、「ビアビアビア
ホール、目当ては女さ」ときたもんです。
こうやってみると、コミックバンド…かも？と思えてきました。。。

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…と、いったところで、今回はＢＯＯＷＹのさわりだけをお届けしました。
これを気に、思い出してＣＤを引っ張り出してきて、懐かしき日々を思い出して
いただけましたら幸いです。
で、当時の思い出、エピソードを思い出されたら、ぜひ教えてくださいね。

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　　　　＜＜＜ＢＯＯＷＹ　おすすめＣＤピックアップ＞＞＞

[MORAL-TRANCE MIX/MORAL+3-DIGITAL REMASTER ]
本文中でも触れた最初期のアルバム[MORAL]に当時未公開だった３曲を追加した
[MORAL+3]をデジタルリマスタリングしたＣＤと、[MORAL]をトランスミックス
したＣＤの２枚組のお徳版。トランスミックスの方を「おまけ」と考えて。

[THIS BOφWY]
解散後１０年の月日を経てリリースされたベスト版。１０年以上前の曲なのに
２００万枚も売れたヒット版。いまからのＢＯＯＷＹ入門用に。

[BOOWY COMPLETE ～21st Century 20th Anniversary EDITION～]
正式にリリースされた９枚のアルバムに未公開音源を集めたスペシャルを加え
た、豪華１０枚組のコンプリートボックス。
デジタルリマスタリングして再販されました。買っちゃっいましたよ、コレ。

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│　　　　　　　＞＞＞＞＞その他のおたより＜＜＜＜＜　　　　　　　　│
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　　「De+LAX」の［KINGDOM］を聴いて欲しいっすね
　　なんかの雑誌でも「当時うようよしていたナンパなビートバンドが
　　裸足で逃げ出すくらいの凄みがあるアルバム」とか紹介されてました。
　　　　　　　　　　【K】
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(^^)おりしも、ＢＯＯＷＹ解散後、ドラムの高橋まことが参加したバンド、
　　「ＤＥ＋ＬＡＸ」に関するメールでした。
　　なぜか？ＢＯＯＷＹ２０周年記念キャンペーンの対象商品になったり
　　してました。
　　ＢＯＯＷＹの幻影に惑わされずに聞いてもよい曲ですよね。

投稿のお願い。
バンドブームに関する思い出や小ネタなどの投稿をおまちしています。
「ああ、そういえば、聞いたことあったなぁ」とか、「あの曲が好きだった」
とか、「地元テレビでこんなことやってたよ」とか…
「実は同級生でした」「実は家族です」「実は本人です」という投稿も大歓迎
です。

今後の予定は、「ＩＮＧＲＹ’Ｓ」「ＢＡＫＵ」「ブルーハーツ」「Ｘ」等を
取り扱う予定です。
これらのバンドに関する思い出、小ネタもお待ちしております。

それでは、また次号でお会いいたしましょう。
#22・ＴＯＭ☆ＣＡＴ
#21・ＲＥＶ
#20・（リハビリ）
#19・いんぐりもんぐり
#18・
#17・ＢＯＯＷＹ
#16・「購読取り消しの前に。」
#15・
#13・14・筋肉少女帯
#11・
０８・アンジー
０７・バイセクシャル
０６・ジュンスカイウォーカーズ
　　　「Ｊ（Ｓ）Ｗ」トリビュート
０５・有頂天
０４・カステラ
０３・レピッシュ
０２・ＡＵＲＡ
０１・レプリカ
※０１～０８はアーチストごとに再編集しています。
　#11～はメルマガを基本的にそんまま収録しています。

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