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┌┬────────────────＃０２２　０４／１０／２４──┬┐
├┼┐　【なつかし「ブーム」ミュージック】［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］　　┌┼┤
├┼┼┐　　　　　http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shir/natsumu 　　┌┼┼┤
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│「バンドブーム」「イカ天ブーム」…音楽性を評論するとかではなくて、
│脳みその裏側に忘れていたような曲たちを思い出してみるきっかけに
│なりますように！
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こんにちは。【なつかし「ブーム」ミュージック】、なつミューです。
お久しぶりでございます。解除せずに待っていてくださってありがとうござい
ます。…解除するのも忘れていただけ？？

皆さんは、最近はどんな曲を聞いていますか？

私は夏に「21st Century Boφwys VS HIMURO」に行ってきました。
恥ずかしながら（？）ＢＯＯＷＹのライブ（ＧＩＧ？）には行ったことが
無かったのですが、積年の願いが叶った感じでした。
…ちょっと泣いた。
もう一回、あのころに戻ればもっといろんなライブにいったんですけれども
ねぇ…。
なんか先日ＷＯＷＷＯＷで放映されたものでは『ANGEL2003』にキーボードの
音が重なったりしていましたが？

「KYOSUKE HIMURO”21st Century Boφwys VS HIMURO”
　　An Attempt to discover new truths」 
　

さて、今回は、［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］の特集です。
ボーカルはトムさん、［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］。

……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……

［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］というと、まず思い出されるのが『ふられ気分でロックン
ロール』だとおもいます。
と、いうかそれしか思い出せない人が多いのではないでしょうか。
デビュー曲でもあるこの歌が、あまりにもパワーを持っていたので、その後の
名曲たちがかすんでしまい、『ふられ気分でロックンロール』を「唯一の
ヒットソング」なんて解説してるところもあります。
（むしろ、それが共通認識？）

実際のところ、「一発屋特集」や、「ミュージシャンあのひとは今？」みたい
なテレビ企画でよく取り上げられるので、その影響で［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］＝
一発屋、みたいなイメージがついてしまったように思えます。

　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もうちょっとだけ踏み込み、テレビアニメ「北斗の拳」の主題歌に採用された
『TOUGH BOY』と『LOVE SONG』があるじゃないか、ということ知っている人も
このメルマガ読者には多いのではないかとおもいます。
２１世紀の現在は多種多様なアニメ…午後７時台に放映されている子供向けの
ものから深夜２５時台に放映されているオタクピンポイント向けのものまで
多数あり、わざわざ作品に合わせてつくったのではなく、単に曲を提供して
主題歌として流れていますが…８０年代中盤はまだまだアニメが少なく、増し
てや「週刊少年ジャンプ」の超人気作品のアニメ化といえば多くの人が見て
いたものです。
まぁ、内容が「あべし」で「たわば」で「ひでぶ」で、「‘強敵’と書いて
‘友’と呼ぶ」感じの作品ですので、そうは言っても、見る見ない、好き嫌い
わかれていたでしょうけれども。

とにかく、『TOUGH BOY』と『LOVE SONG』は、［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］の作品だと
しらず、「北斗の拳」の（２代目）の歌だ、ということで世間に浸透していま
す。実際ほとんどのカラオケにも登録されていますし。
余談ですが『TOUGH BOY』は、「北斗の拳」が「‘世紀末’救世主伝説」なの
で、「live in 90's」と歌っているとおもっている人が多いのですが、本当
は「live in 80's」なので注意が必要です。

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えー？１曲ヒットがあって、「北斗の拳」じゃ、[クリスタルキング]と同じ
じゃーん、といったところですが、［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］には、まだまだ名曲
がたくさんあります。
いや、[クリスタルキング]にも名曲ありますが。『レリクス』とか。。。

ここで、突然ですが、９０年代に『天使の休息』で一躍（一瞬？）有名に
なった[久松文奈]をご存知でしょうか？
「COUNT DOWN TV」がゴールデンで「COUNT DOWN 100」っていうタイトルで
コント赤信号のリーダーが腕をぐるぐる回して「かうんとーだうん」とか
言っていたころですが、ゲストライブで中継したときに、やたら「美少女
美少女」ってもてはやしてましたが、「はぁ？」って感じでした。
いや、顔が悪いっちゅうんじゃなくて、そういう売り出し方なの？と。

と、余談が長くなりましたが、本題に戻して、その久松文奈がデビュー当時
なぜか執拗に［ＴＯＭ☆ＣＡＴ］のカバー曲を出し続けていました。
久松がアシスタントを勤めていたラジオ番組で『LADY BLUE』がかかった際
リスナーからのＦＡＸで「曲紹介で『LADY BLUE』と聞いたとき［ＴＯＭ☆
ＣＡＴ］の『LADY BLUE』を思い出したんですが、本当に『LADY BLUE』が
かかってうれしかったです。」とかいうのが届いたんですが、
「[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]のではない、私の『LADY BLUE』だ！」と怒り出して、
「発言の意図を酌めや…」とおもったものです。

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そして、[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]、ポニーキャニオンとキングレコードの２社から
ベストアルバムが出ています。
これまでの文章に出てきたようなメジャーどころはどちらにも入っています
が、微妙に収録曲が違うので、両方集めたいところです。
と、いうか、出てるＣＤ全部あつめてもしれてるし。
意外と、ほんとに全部「ベスト」な曲です。

ＴＯＭさんは、「あのひとは今」系の番組で何度かみかけることもありました
が、現在は溶接工として活躍（？）。オリジナルの灰皿をメールオーダーで
購入できるようです。
目に入った破片を取りに眼科医に行って「いつもは、つまようじでほじくり
だしている」と言い眼科医に激怒されたという武勇伝なんかもあるみたいで
す。
「とびっちれー、砕けたダイヤモーン、人たーちのー　瞳に刺されー」って
感じです。（ぜんぜん違うか）

トレードマークだったサングラスも溶接工用だったとかいう話も？
ＴＯＭ☆ＣＡＴ解散後もいろいろ音楽活動をつづけ（ドラゴンボール関連の
歌とか）、現在も「ＴＨＥ　ＭＯＴＨＥＲ」というバンドを組んで活躍中との
ことです。

……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……

┌★─『ＴＯＭ☆ＣＡＴ』───────────────────────
│[TOM★CAT]
│1.マッドネス
│2.スターダスツ
│3.IJIWARU
│4.ふられ気分でロックンロール
│5.今夜は…
│6.サマータイムグラフィティ
│7.ミッドナイト・エンジェルズ
│8.パークエリアに今夜9時
│9.目をとじて
│10.ダイヤモンド・シンドローム
│
│[ベスト（ポニーキャニオン版）]
│　
│1.タフ・ボーイ
│2.ラヴ・ソング
│3.レディ・ブルー
│4.レディ・ブルー2~クリスマス・ソング
│5.ひとりぼっちの反乱軍
│6.五月の夜の窓際で
│7.生まれついてのクレイジー
│8.SALLY
│9.サマータイム・グラフィティ
│10.オン・ザ・ストリート
│11.ふられ気分でロックンロール
│12.ルート16
│13.フェンス
│14.ダイヤモンド・シンドローム
│
│[ベスト（キングレコード版）]
│1.FENCE
│2.LADY BLUE
│3.LADY BLUE2(クリスマス・ソング)
│4.京葉レトロライン
│5.ON THE STREET
│6.LOVE SONG
│7.パークエリアに今夜9時
│8.BIRTHDAY SONG
│9.ひとりぼっちの反乱軍
│10.五月の夜の窓際で
│11.TOUGH BOY
│12.目をとじて
│13.サマータイム グラフィティ
│14.ダイヤモンド シンドローム
│15.今夜は…
│16.ふられ気分でRock’n’Roll
│
│カラオケ
│◇JOYSOUND
│25052 サマータイム グラフィティ
│12086 TOUGH BOY
│1298 ふられ気分でRock'n' Roll
│16002 LOVE SONG
│
│◇DAM
│1296-05 五月の夜の窓際で
│1296-02 サマータイムグラフィティ
│1296-04 TOUGH BOY
│1296-01 ふられ気分でRock'n' Roll
│1296-06 LOVE SONG
│1296-03 LADY BLUE 
│
│◇セガカラ
│023310 TOUGH BOY(北斗の拳2)
│003580 サマータイム グラフィティ
│002274 ふられ気分で Rock'n'Roll
│
│関連サイト
│　「Hello! It's me "TOM"」
│
│８４年　第２８回ポプコン大会優勝・デビュー
│オリジナルメンバー…ＬＡＤＹ・ＢＬＵＥのジャケットでは６人だけど…
│　　　ＴＯＭ（ボーカル・キーボード）
│　　　佐々木敬治（ギター）
│　　　鈴木玄（キーボード）
│　　　成毛洋昭（ベース）
│　　　大高啓（ドラム）
│　　　永吉せいじ（ギター）
│
│後期メンバー
│　　　高垣 薫（ドラム）
│　　　　→チャゲ＆アスカ、南野陽子等ツアーメンバー
│　　　　→岡村孝子、森口博子等ツアーメンバー
│　　　　→ヤマハミュージックスガナミ講師・作曲・編曲
│　　　堀尾忠（ベース）
│　　　　→ボイスファクトリー講師
│　　　菊地 圭介（キーボード）
│　　　　→宇都宮隆ツアーメンバー
│　　　　→ａｖｅｘ系編曲
│　　　HALMA GEN（キーボード）
│
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(^^)ほとんどの方がそうだとおもいますが、ＴＯＭ以外のメンバーは、謎。
　　とくに初期メンバーが、謎。
　　詳しい情報を持っている方、教えてください。
　　「北斗の拳」の歌は[こどもばんど]のうじきつよしが関わっていますが、
　　このころにはもう、バンドは解散状態だったらしいです。

　　初期の[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]のロゴには「TOM&NICE GUYS PROJECT SINCE1984」
　　なんて書かれていましたが、ナイスガイ達はいまごろどうしているので
　　しょうか…？
　　後期メンバーはサポートメンバーみたいなものでしょうから、現在も活躍
　　していらっしゃるようです。　　

●○読者のおたより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
○●

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│こんにちは。kyoです。
│ＲＥＶの回、楽しく読ませていただきました。
│でも、ＢＥＩＮＧ系ってのがいまいちよくわからなかったので、
│そのうち機会がありましたら、もう少し詳しく教えてください。
│
│出口さんですが、残念ながらまだＳＳＣの方は運悪くライブ見れていないの
│ですが、ＤａｎｄｙＤの方は1〜2年前に１回だけライブを見に行けました。
│出口さんは渋いオジサマってかんじでなかなかステキでしたよ〜。
│元々はＳＳＣの「backseat butterfly」という曲のＰＶがカッコよくて、
│それがきっかけで聴いたり見たりするようになったのですが、さすがに
│グラスバレーの音にはちょっとついていけなかったなぁ。
│なんかＣＤジャケットのファッションもすごかったし（笑）
│
│　　　　　　　　　　【Ｋｙｏ】
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(^^)BEING系ってのは、今で言うところの「エイベックス系」みたいなもの
　　でしょうか。（違う？）
　　現在もBEING下には倉木麻衣、三枝夕夏らのGIZAStudioやB'zのVERMILLION
　　RECORDSなんかがありますが、
　　このメルマガでいけば、BEING系っていえばやっぱり、T-BOLAN、WANDS、
　　DEEN、大黒摩季、ZARDらZAIN RECORDやB-GramRECORDSなんかのレーベルが
　　おなじみなところなのでは？
　
　　他にはZYYG、MANISHなんかもいましたが、９０年代中ごろの小室ブームに
　　なる前の、９０年代前半にこの世の春を謳歌した感じな方々ですね。
　　織田哲郎や栗林誠一郎らが曲を提供した一連の方々。
　　こんな感じですかね。
　　
　　出口さんは上手に生き残ってますね。

……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……

前号から３ヶ月ぶりの発行となりました。…季刊ですね。
[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]はけっこう好きなので、書いていて楽しかったです。
でも、周りと話すときは、どうしても「一発屋」という認識なので、なかなか
話題に出せませんね。
[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]好きだった方、いらっしゃいます？？

メルマガ、[ＴＯＭ☆ＣＡＴ]に対するコメントメールもお待ちしております。
メールだけでなく、サイトの掲示板への気軽な書き込みもお待ちしておりま
す。

それでは、また次号でお会いいたしましょう。

……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……・……

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【なつかし「ブーム」ミュージック】　第２２号
　２００４年１０月２４日発行
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