採譜/イヤー・トレーニングについて

採譜/イヤー・トレーニング

内容・方法について

「内容はどんなものですか」

受講者のご要望にもよりますが、次のような内容が多いです。

  • ソロ、スキャットやテーマのフェイクの採譜とその答え合わせ、解説
  • イントロ、エンディングの採譜とその答え合わせ
  • コードの採譜とその答え合わせ
  • 2管や3管編成くらいまでの曲(主にハードバップ)の採譜とその答え合わせ

もちろん、これ以外の内容や方法も可能ですのでご相談下さい。

ソロやスキャットのテーマのフェイクの採譜は、本来ならコードも一緒に採ることになるのですが、初学者には大変難しいので、コードだけは先にこちらで採譜したものを示しますので、その上でソロ等を採譜していただくこともできます。

また、副産物として、適切な記譜法について学び、また理解を深めることもできます。また、音やコードの聞き取りだけでなく、リズムやアーティキュレーションに対する聞き取りも強化できるので、自分の音楽表現にも活用できるかと思います。

「レッスン方法はどのようなものですか」

まず課題が決まったら、レッスン日の概ね1週間から2-3日前までに、課題をメール等で提出していただきます。

それをレッスン前日までに私が添削してメールでお返しします。それをもとに当日レッスンといたします。

なお、対面のレッスンの場合は、上のようなやり取りを省略することも可能です。

「レッスンのねらいはなんですか」

日頃から、ソロ、コード、曲等の採譜に取り組んでいる方は少なくないはずです。

しかし、それをチェックし、誤りを正すというプロセスを経て学習が完結するにも関わらず、そのような機会が極めて少ないです。

あるいは、採譜は、メロディ、ハーモニー、リズム、アーティキュレーション、記譜法など、さまざまなことを深く学ぶための手段であり、かつ、たいへん効果的なイヤー・トレーニングを兼ねていますが、一方で根気と忍耐を必要とします。もちろん慣れてしまえばなんてことないのですが、定期的なレッスンがそのためのお手伝いになるかと思います。

実際に、受講生のほとんどが「音源を聞くときやアンサンブル中の音の聞こえ方が大きく変わった」と、当初の期待以上の効果を実感されています。

ぜひ、この機会にお試しいただきたいと思います。