「実践ジャズ・コード!」とは
ジャズのコードについての実践的な知識や技術を「耳」と「目」と「手」をバランスよく使って学ぶ寺子屋スタイルの実技レッスンです。
内容
ジャズのコードに関係するトピックであれば、どんなことでも扱います。
- ソロやスキャットができるようになるための裏付けやヒントが欲しい。
- ジャズのハーモニーがどのようにできているか知りたい。
- ジャズ・アレンジを添削して欲しい。
一人ひとりのニーズやレベルにあわせて進行していきます。
具体的な例は次のとおりです。
- スキャットができるようになるために、スキャットの採譜と分析に取り組んでいます(ボーカリスト)。
- 様々な曲のメロディとコードをピアノで弾いた上で、コードの機能を分析しながらジャズ和声を学んでいます(ドラマー)。
特徴
ジャズのコードの理解は、「座学」というよりは「実技」だと考えています。確かに、スポーツや楽器演奏のような実技ではありませんが、例えるなら英語のリスニングのようなものでしょうか。
したがって、ジャズのコードの学習には、耳を使う(音源や自分がピアノで弾いたものを聴く)、目を使う(楽譜や鍵盤を見る)、手を使う(ピアノで弾いてみる、楽譜に書いてみる)、という五感のうち味覚と嗅覚以外をバランスよく使うことがとても重要です。したがって、ピアノと音源再生環境、そしてコピー機が完備された会場で行います(たまに味覚も使います!)。
「寺子屋スタイル」とは?
私が勝手に名付けているだけなのですが、江戸時代の寺子屋のように老若男女、様々なレベルの人が一緒に学ぶ方法です。
一般の授業や講座では、「一度習ったことについて、受講者は完全に理解できたものとする」という建前のもと進行していきますが、これは極めて非現実的だと考えます。
そのときに「切実に欲しているもの」については比較的記憶に残りますが、たとえ重要なものであっても、そのときにさほど必要性を感じなかったことについては、なかなか覚えられないものです。
寺子屋スタイルでは、他の受講者とのやりとりをきくなかで、既に習ったことを復習したり、今習っていることが将来どのように発展しているかを具体的にイメージしたりできるので、より確実に自分のスキルとして身につけることができます。
場所と開催日
日曜日の午後(原則第2日曜日16:30より。ただし変更の場合あり)、愛知県長久手市にある音楽教室、アルファミュージック(地図)にて行います。
また、オンラインでの遠隔参加も可能ですから、愛知県外の方にもお気軽にご参加いただけます。
参加費と所要時間
参加費は、1回3000円です(お試しの聴講のみの場合は1000円。ただしお試しの聴講は1度まで)。
所要時間はその日の参加者数により、一人あたり30分を目安となるように決めます(全体で90-120分程度)。ただし、内容や人数によっては、回ごと、参加者ごとに多少のばらつきが出てしまうことがあります。
継続的な受講を前提としています。著しく不公平が出ないように心がけていますが、次回以降で調整することもありますので、予めご承知おきください。また、他の参加者とのやり取りを聴くことも重要だという寺子屋スタイルの趣旨にもご理解いただければ幸いです。
申込みとお問い合わせ
参加には事前の申込みが必要です。
申込みとお問い合わせは、アルファミュージック(電話0561−62−6276)までお願いします。