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今のように、デジカメやメールなんてなかった時代 ですので、撮影→現像→郵送とけっこう時間がかかっ て締め切りに間に合わなかったり、現像したはいいも のの、肝心なところがフラッシュの反射で真っ白に なっていたりして、夜ごと涙で枕を濡らすことも多々 ありました。 フィルムも現像も高いので、ハイスコアの画面を 撮って残りを未使用のまま現像に出すというのも、 もったいなかったですし…３６枚取りのフィルムとか 入ってた日にゃ…。 そんな中で、毎号、新作タイトルで驚異的なスコアを 送ってくる投稿者がいました。 彼こそ「スーパータイガー」氏です。 シューティング、アクション、パズルとジャンルを 問わず１位に君臨する彼を全国のファミっ子達は羨望 の眼で見つめていました。 いや、もちろん、「ファミコンロッキー」なんかで やってるゲーム大会なんてありませんでしたから、 直接会う機会なんてありませんでしたが。 しかし、２位とあまりにも差があるスコアや、（後に 誌面で明かされましたが）毎回テレビの形に切り抜か れている「証明写真」によりある疑惑があがりました。 「スーパータイガーは不正をしている。。。」と。 編集部が問い合わせたところ、彼は素直に非を認め、 翌号にそのことが告知されました。 「スーパータイガー」からタイガーマスクを連想した のか、猪木らしきあご長のキャラがタイガーマスク もどきを叱責しているイラストとともに。 彼がどのようなことをしていたのかというと、当時の シャープ製パソコンにＸ１（エックスワン）という ものがありました。 これは、テレビも見れるパソコンというのが売りで、 ある意味、チューナーを搭載した最近のマシンを２０ 年も先取りしていたといえます。 （テレビにつなげるパソコン「ＭＳＸ」とは違い、 パソコンのモニタディスプレイでテレビも見れる、 ということです。） Ｘ１の機能の一つに、スーパーインポーズというもの がありました。 これは、テレビの画面をパソコン（Ｘ１）上で編集 できるというものです。 自分で撮ったビデオにテロップを入れたり、画像を 加工できたりするわけです。 彼は、自慢のＸ１の機能を使って、スコア部分を加工 し、驚異的なハイスコアを量産していたというわけ です。 そして、写真にパソコン本体や、専用ディスプレイが 写らないように、画面に合わせて切っていたという ことです。 昨日までのヒーローが不正により失格。 これは、読者の挑戦意識をそぐのに十分でした。 しかも、その後のＲＰＧの台頭により、スコアで勝負 という魅力よりも早解きやゲームのストーリー自体を 楽しむという方向にプレイヤーの興味が移っていき ハイスコアルームは消滅しました。 これが「スーパータイガー事件」です。 ちなみにバボはその後ＭＳＸ・ＦＡＮで読者コーナー を担当し、（一部読者を除き）圧倒的な支持をうけ ました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ついでに、「ソニーのＰＣエンジンがあったら」って いうのは、ソニー製のＭＳＸの後期機種にはスピード コントローラー」略して「スピコン」という機能が 標準搭載されていて、実行速度を下げることができた という「故事」に基づいています。 普通は、コンピュータには、より早い処理能力が求め られるものですが、あえて処理を遅くしてアクション ゲームを難易度下げてクリアさせようという逆転の 発想（？）です。 （特に昔のソフトは）ソフトのポーズボタンを押した ら、「ぴろりろーん」とか効果音が鳴るので、連打を するとうるさいですが、スピコンなら大丈夫。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ □□□□□■□■□□□□□□□□■■■□□□□□ ■■■■□■□■□□□■■■■□■□■□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□■□■■■□□□□□ ■■■■□□□■□□□□□□■□□□□□□□□□ □□■□□■■□■■■□□□■□□□□■□□□□ □■□□■□■□□□□□■■□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■■■■□■□■□■□■□□□□□□□□□□□□ □□□■□□□□□■□■□□■□□■■■□□□□ □□□■□□□□□■□■□■□□□□□□□□□□ □■■□□□□□■□□■■□□□□□まつり第６夜 『ディープブルー 海底神話』 ┌★────────────────────── │せっかく『ディープブルー』をいただいたのに、 │まだプレーしていなくて申し訳ないです。 │PCエンジンをひっぱり出すのが少し億劫になって │しまって…。 │時間があるときにプレーして、自分が『ディープ │ブルー』をどう思ったのか報告させていただきます。 │ │みなさんの報告を見ていると、難しいゲームのよう │な気がします。 │僕はシューティングが得意ではないので、みなさん │が言われているウニ地帯に行けなさそうです。 │ │ 【ねもけん】 └─────────────────────── (編)夏だ、海だ、ディープブルーだ、というわけで、 ７月末までをディープブルーまつりとします。 まだ、波に乗れてないディープブラーの皆さんは お早めに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ┌★────────────────────── │ＰＣエンジンのシューティング、 │『はにぃいんざすかい』『はなた〜かだか？』 │ぐらいしかクリアできないヘタレゲーマーなので、 │最初からあきらめていました。 │ │ウニさんまでは、私も進むことができました。 │「あ！これが噂のウ…」どっかーん！でしたが。 │ │１面の、小さいつぶつぶ系の魚が │かなりうっとうしいです… │下から変な動きで上がってくるタコ？も。 │２面３面の方が簡単なような気が。 │ │では、もう少しがんばってみます… │ 【おさむ】 └─────────────────────── (編)シューティング（撃つ）ゲームでなく、避けゲー だということが判明しましたので、シューティ ングが苦手な人もOKかも？ 『はにぃ』も面白いゲームですよね。 フェイスのゲームは良作が多いです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━………・・・………━━━━━━━┓ ＞＞＞ 読者からのメール ＜＜＜ ＞＞＞ レゲリアンのコーナー ＜＜＜ ┗━━━━━━………・・・………━━━━━━━┛ 注・レゲリアンとはレゲー・ＦＡＮ読者の愛称です。 ┌★────────────────────── │久々の投稿です。 │ │>当時はゲーム雑誌の定番、ハイスコアコーナーが │>ありまして、 │（中略） │> それでもこれは現実問題として無理なんで │>はないかと思うのですよ。 │ │この投稿を読んで、全く関係無いですが私は │ゲーメストのハイスコアコーナーを思い出しました。 │ │こっちはファミマガと違って、ゲーセン毎にスコア │表があって、その★の数を競ってましたっけ。 │ │当時、大体平均が★50個〜60個ぐらいだったのです │が、私の住んでいるところでは★200以上とか │★500以上とかいう有名なゲーセンが軒を連ねて │いました。 │ │で、当時知り合いでも名前（ＨＮですが）が載って │たのがいました。 │ │ただ、スコアの中には「本当にできるんか！？」て │いうスコアも結構ありました。 │「テトリス」で回転なしでハイスコアとか…。 │ │まあ、中には実際に友達がやってたので確証がある │ものもありましたけど。 │ │一番謎だったのが、「スプラッターハウス」のゴミ │点稼ぎ。 │２面ボスのポルターガイストで、最後にシャンデリ │アが落ちて面が終了するのですが、そのシャンデリ │アを落ちてくる最中に叩くと空中で一時的にストッ │プし1回につき10点入るというやつで、最高70点 │出したというのがありました。 │ │まず、何度やっても点自体はいらない。 │で、入ったとしても誰が証明するねんって話です。 │ちなみに、Windows用の1500円シリーズ買って何度か │試しましたが、全くできません（爆）。 │ │以上。 │昔のささやかな青春時代を思い出した投稿でした。 │ │ 【はいぱー】 └─────────────────────── (編)アーケード作品のハイスコアもシビアですよね。 初期のゲームは永久パターンがあるものもあり ましたが、インカムを増やすために時間制限が されたりしましたね。 登場敵キャラの決まっている作品なんかは、どう 稼ぐかがパズルゲームみたいですらありました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ┌★────────────────────── │１０００本ノックは結構楽しみにしていますので、 │プレゼント無しでも、少しずつでも、ノックし続け │て頂きたいところ。 │ │投稿する側としては何かお題があった方がやりやす │いし、「自分はこう思うんだけどなあ」とかいう │意見のやり取りが好きなものですからね。 │ 【MATTSU】 └─────────────────────── (編)ここしばらく、ＰＣエンジン専用タイトルである 『ディープブルー』に偏っちゃっていましたので 今度はメガドラかファミコンか、ですかね。 お勧め作品とかってあります？ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファミコンミニの第３弾タイトルが発表されています。 『スーパーマリオブラザーズ２』 『謎の村雨城』 『メトロイド』 『光神話 パルテナの鏡』 『リンクの冒険』 『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前後編』 『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前後編』 『ファミコン探偵倶楽部PART2 うしろに立つ少女 前後編』 『悪魔城ドラキュラ』 『SDガンダム ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ』 今回はディスクシステムのタイトルが揃っています。 ファミコンミニシリーズは第３弾で最後になるとか？ それでは、次号でお会いいたしましょう。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ○●「レゲー・ＦＡＮ」 ●○ 第２７４号（通巻２９４号） ○●２００４年７月８日発行 ……・……・……・……・……・……・……・……・ 突然はじめた「レゲーまめちしき」ですが、「レゲー トリビア」なんて、絶対に言わねぇ。言わねぇもん。 バックナンバー ３２０号・ 規格統一に賛成？ ３１９号・ タイトーメモリーズ予約開始 ３１８号・ バンダイとナムコが経営統合 ３１７号・ タイトーメモリーズ ３１６号・ ＭＳＸマガジン永久保存版３続報 ３１５号・ シューティング・ラブ ３１４号・ ＭＳＸマガジン永久保存版３ ３１３号・ トンガリキッズ ３１２号・ ペプシでスーパーマリオグッズ ３１１号・ ゲームは作品なのか？ ３１０号・ トライアングルサービスがＳＯＳ発信 ３０９号・ ＰＳにサターンパッド ３０８号・ NAMCO MUSIC WONDER BOX発売中止 ３０７号・ エクセルでレゲー ３０６号・ メガドライブプレイＴＶ ３０５号・ ドリキャスにまだまだ新作 ３０４号・ サターン関連商品が多数登場 ３０３号・ ウエストンのメルマガ ３０２号・ ナムコミュージックワンダーボックス ３０１号・ レジェンドオブゲームミュージック ３００号・ ヤフオクで懐ゲーオークション ２９９号・ 投稿メール棚卸 ２９８号・ ハードウエアオブザイヤー２ ２９７号・ ハードウエアオブザイヤー ２９６号・ セガゲーム本舗新作 ２９５号・ 携帯マシンオブザイヤー ２９４号・ GameSoundLegendArrangeSeries ２９３号・ ＫＯＦ１０周年イベント ２９２号・ 彩京シューVol.2発売 ２９１号・ テクモヒットパレード ２９０号・ レコＱ ２８９号・ 「Macintosh Museum」 ２８８号・ ゲーム伝説 ２８７号・ 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